競走馬たちの故郷にある、ちょっと不思議な日本庭園
ダブリンから南の観光スポットというと、どうしてもウィックロー州に固まってしまうのですが、今度はウィックローのお隣キルデア州にある、競走馬のふるさとのお話です。競馬に少し詳しい方なら、きっとアイルランドは優秀なお馬の産地であることをご存知でしょう。筆者は競馬を殆ど知りませんが、日本の競馬でも、アイリッシュ・ダンス、アイリッシュ・キング・・と、血筋をそのまま名前にいただいた馬達がたくさん活躍していますね。
【競走馬のふるさと、アイリッシュ・ナショナル・スタッド】
キルデアの駅から、徒歩ではちょっと遠い所になりますが、アイリッシュ・ナショナル・スタッドは、名馬の産地と名高いアイルランドの中でもぴか一の牧場。ヨーロッパ3大古典レースのひとつ、アイリッシュ・ダービーの開催地でもあるキルデアのお膝元とあって、牧場には歴代の名馬達の資料や競馬の歴史を展示している博物館も併設。また面白いところでは、施設のお庭に日本庭園がしつらえてある事でも有名です。
パワーズコート・ガーデンの、ちょっと(かなり・・かな?)微妙な日本庭園とは違って、キルデアの牧場のものはもう少し凝った造りをしています。手がけたのは、「エイダ」という日本人庭師の親子といわれていますが、なにしろ100年近くも前の事で、はっきりとした事がわかりません。この日本庭園は「人の一生」と題し、母胎よりこの世に産まれ落ちる所に始まって、青春や結婚、夫婦げんかなど、人生の紆余曲折を経て、最後は来世へ旅立つというテーマにそって造られていて、順路を辿れば人の一生が体験できるという、とても手の込んだもの。
年月の間に日本らしさは薄れてはきているものの、この意匠には競馬好きでなくても興味がわいてきますね。事実、キルデアの日本庭園として、お庭自体よく知られているようです。近くを通る予定があれば、立ち寄ってみるのもいいかも。もしかしたら、悠々自適で暮らしている往年の名馬達に会うこともできるかもしれません。
アイルランドへ行くならツアーがお得 ⇒ 全世界!お得な海外航空券なら【H.I.S.】