建物よりも多い羊や牛がいる風景
お酒の話が続きましたが、ここでちょっと角度を変えてみましょう。アイルランドの楽しみ方、今度は動物編です。ペットを飼っている人はもちろん、動物好きな人は少なくないですよね。そんな人にとっても、アイルランドは天国かもしれません。基本、全国的に自然がたっぷりのアイルランドでは、種類こそそんなに多くはありませんが、身近なところでいろんな動物や鳥を観察することが可能です。というか、向こうから勝手に現れてくれてしまうのです。
アイルランドの田舎道(ダブリン以外、どこもほとんど田舎道ですが)を走っていると、人よりも建物よりも多く目に入るのは、羊と牛です。どこへ行っても、見渡す限りの丘の上に放牧されています。道路との間は石垣や生垣、柵などで仕切ってありますが、ウィックローの丘陵地帯やドニゴールの田舎のように、仕切りの曖昧なところも多く、そういう土地では羊たちも道端の草を食べていたり、時には道路の真ん中まで迷い出てきてしまっていることも。レンタカーで行くときは、スピードの出しすぎに注意しましょうね。実際、アイルランドでは羊など家畜の交通事故も少なくないそうです。
放牧といえば、小型のストーンヘンジなど遺跡も多いアイルランドでは、小さな遺跡群などは普通に牧草地の中に建っている事も多く、そんな場所では、遺跡と羊の群れという組み合わせがまた、風情たっぷりの景色をつくりあげています。その放置され具合がまた、ゆるゆるとしたアイルランドらしく、なんだかほほえましかったりします。