牧羊犬ボーダーコリーが駆け回る
アイルランドでは、果てしなく続く牧草地に羊や牛が放牧されているのが全国的な風景になっています。特に春先ともなると、子羊を連れた親羊などもたくさん見られ、その愛らしさには動物好きでなくとも思わずシャッターを切ってしまうことでしょう。そして時には、羊や牛の大きな群れが道に出ていることも。そんな時はきっと、農家の人が群れを率いて移動中なので、行き過ぎるまで待ちましょう。
放牧された牛や羊は、田舎へ行くほど人々の生活圏と限りなく被った格好で飼われているために、田舎のB&Bに泊まっていると、部屋の窓のすぐ下で羊が草を食んでいたり、門の中に止めたレンタカーのすぐ横まで牛がやってきたり、なんてことも起こります。
そんな時は当然、でっかい落し物が落ちている事もありますから、足元にも注意しましょうね。
どこまでも我が物顔のアイルランドの家畜達ですが、その群れをまとめるために飼われているのがボーダーコリーです。日本でもひところ流行した犬種ですが、ここでは見渡す限りの牧草地を存分に駆け回り、本来の性質に一番合った生活をしています。犬好きな人にとっては、羊を追って自由に走るボーダーコリーの姿を見られるだけでも、たまらないものがあるのではないでしょうか。
半野生のように飼われている家畜達の話でしたが、ホンモノの野生動物も勿論います。中でも、野うさぎと狐は「ありふれた」存在なのだそう。特に野うさぎは、開けた野原や海辺の砂の多い丘などで、たくさん繁殖してぴょんぴょん跳ねている姿が昼間から見られ、その姿はまさにピーターラビット!観光で訪れる人でも、運がよければ見るチャンスはありますよ。