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イギリスの国鳥ロビン


広がる牧草地、緑豊かな公園や海辺など、スポットはいくらでもありますよ。アイルランドの動物、最後は野鳥についてお話しましょう。アイルランドに降り立って、まず気づくのは不思議なカラスの声。キューキューと甲高い、この声はジャックドゥ、日本名ではコクマルガラスという、ヨーロッパで普通に見られる小型のカラスです。真っ黒ではなく、頭や肩に白っぽい差し毛が混ざり、瞳もくるっと愛らしく憎めないやつです。もう一つ、カラスの仲間はカササギで、こちらではマグパイと呼んでいますが、尻尾が長く色合いも美しい立派な鳥です。ただし、声はちっとも良くないです(笑)

鳥ではブラックバードもよく見られます。ムクドリくらいの黒い鳥で、嘴だけ黄色をしていてます。繁殖シーズンの5月ごろになると、煙突の天辺などで囀りますが、その声は往年の洋楽好きならきっと、にんまりしてしまう声です。ビートルズの隠れた名曲、ブラックバードという曲をご存知の方ならきっとお分かりの、曲の途中で何度も出てくる鳥の鳴き声・・あれは正真正銘、ブラックバードの囀りそのものなんです。

鳥の中でも格別に愛されているのは、ロビン(セイヨウコマドリ)でしょう。これはイギリスの国鳥にもなっていますが、アイルランドでも可愛がられています。赤い胸に、くるっと大きな黒い瞳。人懐こく、遊園地やカフェのベンチの近くまでやってきて、その愛らしい姿で楽しませてくれます。姿が愛らしいうえに、人家の一部で営巣してしまうこともあるくらい懐こいのですから、もう最強です。歌声が複雑で美しいところもポイントの高い、愛すべき小鳥です。

日本では局地的に見られる不思議な鳥カササギも、ダブリンの街で普通に飛んでいます。その他にも、びっくりするほど多彩な歌を持っているウタツグミや、お馴染みのシジュウカラ、シジュウカラの仲間ですが日本にはいないブルーティット(青い羽色をしたカラ類の小鳥)は、ぱっと飛ぶと宝石みたいに綺麗です。スズメもいますが、日本のスズメと大きく違うのは雄と雌でデザインが全く違うこと。雄は日本のスズメに似ていますが、雌のスズメは全く別の鳥のようです。市街地に緑の多いヨーロッパの街に共通していますが、これらの小鳥たちは皆、首都ダブリンの街中でも十分に居心地良く暮らしているようです。

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