滞在型の施設で生活してみる
アイルランドの田舎を旅していると、小さな家屋が並んだコテージ村や、キャンピングカーを並べたような施設が目に入ることがあります。これらは、1週間などの短期間、貸切で使える宿泊施設です。各地を見て回りたい人には不向きですが、フェスティバルやサマースクールなどのイベントに参加したり、お気に入りの田舎を見つけて滞在型の旅をしたりする人にとっては、こんなセルフ形式の貸切施設もまた楽しいものです。
アイルランドでは、アパートを借りたりする場合でも、週決めの家賃で支払いをするところが多く、短期の住み込みに便利な施設が整っています。これらのアパートが日本と大きく違う点は、ベッドや椅子、机、こんろ、冷蔵庫などの家具類が最初から部屋にセットされている事。引越しに手間取らないぶん、身軽に出入りできるのですね。学生やビジネスマンなどに人気のこういった施設は、電気代などの光熱費もコインで使えるようになっているなど、ずいぶんうまくできたシステムだと感じます。このような背景もあって、バカンスの旅行者たちに人気の短期滞在型コテージも充実しているのです。
貸切のコテージには、ベッドやバス、トイレは勿論、冷蔵庫や鍋、食器類が完備されたキッチン、ソファなどの調度が揃った心地よい居間など、生活に必要なものは全て揃っています。B&Bやホテルとの違いは、食事などのサービスを全て自分で用意するという事だけ。近所のスーパーマーケットで仕入れた食材を使って夕食をこしらえたり、町のショップで見つけたおいしそうなスウィーツの箱を開けて、居間でゆったりティータイムを過ごしたり、ひとときの別荘生活を楽しむことができます。家族やグループ単位での旅で、なおかつ1箇所に滞在するようなプランを考えているなら、ぜひ検討してみたい宿泊方法です。