北西部の見どころ
アイルランド北西部の見どころをご紹介します。
イニシュオーエンからダブリンへ 越境しながらの帰還
【一路、ダブリンへ】 さて、アイルランド島最北部へと大きく回り込んだイニシュオーエン半島へは、レタケニーやドニゴール方面との間ならアイルランド国内のルートを使って行き来できますが、たとえばダブリンまでのルートを戻って来ようとすると、必然的に北アイルランドに足を踏み入れることになります。最短は、リフォードの町と橋1つで隣り合ったストラバーンの町から、オマーの町を抜けて戻ってくる道です。オマーといえば...
アイルランド最古のハイクロスを見に
レタケニーやドニゴールから、イニシュオーエン半島に向かう途中の国境地帯は、内陸に深く食い込んだ入り江と、迫る北アイルランドとの国境とに挟まれた、ごく狭い地域です。一番細いところでは、なんとその幅およそ5kmしかありません。幅5kmのアイルランド共和国をすり抜けて行く間には、南北アイルランド紛争の歴史を背負ったデリー(イギリス式にはロンドンデリーという名ですが、アイルランド人は嫌がります。理由は明ら...
ドニゴールの国境地帯を抜けて
ドニゴール州の最北端には、アイルランド共和国の中でも、北アイルランドよりもさらに緯度の高い地域、イニシュオーエン半島が北海に向かって突き出ています。ドニゴールの中心部からこのイニシュオーエンへ向かうには、北アイルランドとの国境に沿ってしばらくの間北上していくことになります。 【国境地帯に並ぶ2つの町】 ドニゴールの町方面からN15を使ってイニシュオーエンへ、50キロほども走ると着くのが、リフォード...
ディープな田舎の有名スポット
ゲールタハトは、アイルランドの本来の言葉、ゲール語を始めとして、アイルランドの古い伝統や昔ながらの文化が、今なお生活の中に息づいている地域のこと。南はディングル、そしてクレア、コネマラと、西海岸に集中して存在しています。もともとは田舎で貧しかった地域ですが、観光が一大資源というお国柄に加え、EU統一以来、急激な成長株となったこの国の目玉産業として、今ではその文化を上手に開花させているのが印象的です...
手付かずの景観が心に迫る、ドニゴールの大自然
【ヨーロッパ最大級の大断崖、スリーブリーグ】 大有名なクレア州のモハーの断崖と双璧をなす、ドニゴールの名勝です。高さだけでいえば、実はモハーよりもうんと高い、ヨーロッパでも最大級の大断崖、スリーブリーグへ行くには、ドニゴールの町から西へ、有名なゲールタハト、グレンコルムキルへ向かうちょうど中間にある、キャリックの町からハイキングするのが一番です。地元の人々は単に「クリフス」と呼んでいるこの大断崖へ...
ドニゴールとスコットランド
アイルランド古来の文化が今も息づいている地域、ゲールタハトには、現在も普段の生活にゲール語を用いる人々が住み、ゲール語によるラジオ放送があったり、道標や看板などもゲール語表示も目立ちます。でもだからといって、英語が通じないような事はありませんから、心配は要りません。お年寄りなどに道を尋ねると、方言が強すぎて何を言っているか解らないこともありますが、人々は本当に暖かくフレンドリーなのです。 英語が通...
ケルトの文化が色濃く残る地、ドニゴール
アイルランドの地名を見ていると、ドゥン・エンガス、リスドゥンバラナ、ドゥンレアリ・・と、「ドゥン」の付く地名が多い事に気づきませんか。既にご存知の人も多いかと思いますが、ドゥンはアイルランドの古語で「砦」を示す言葉。かつて、そこに砦があったことを示しています。ドニゴールの地名も、アイルランド式にきちんと区切るとドゥン・ニ・ゴールとなり、「外国人の砦」を意味しています。この外国人とはバイキングを示す...
イエーツ・カントリー、スライゴーの自然と遺跡
氷河によって形作られたアイルランドの地形は、火山国の日本とはずいぶん違い、高い山が見られず島全体がゆるやかな丘陵の連続です。しかも日本とは反対に内陸へ入るほど起伏が平坦になり、海辺に近い地域の方が高い山や崖が多いのです。現地の人も「お皿みたい」と表現していたこの地形、ウィックローのヒースの丘やバレン高原、コネマラの山々など、景勝地が海岸に近い地域に集まっているのも納得です。アイルランドの著名な詩人...
詩人の愛した土地、スライゴー
アイルランド西海岸沿いの村々のたたずまいは、たびたび典型的なアイルランドの風景といわれ、これからお話しするスライゴーも、アイルランド文芸復興の旗手として有名な詩人イエーツが愛した土地として、アイルランドの原風景を象徴するスポットのひとつになっています。 【イエーツとスライゴー】 ウィリアム・バトラー・イエーツは、ダブリン生まれの詩人です。ノーベル賞作家のイエーツの名前は、文学に詳しくない人でもきっ...
大自然の懐に眠る美しい建物たち
自然の景観が美しいコネマラですが、その中に建つ建物も負けてはいません。豊かな自然の風景に見事に溶け込んで、夢のようなたたずまいを見せています。自然との最高のコンビネーションを見せる、コネマラの建物や町についてお話しましょう。 【絵本のお城のような、カイルモア修道院】 コネマラ国立公園の北部に隣接した、深い森の谷間に建つこの修道院は、アイルランドの観光案内にも好んで用いられる、とても美しいお城のよう...
コネマラの大自然を満喫!
アイルランドの中のアイルランド、ともいえるコネマラ地方の風景は、はるか遠い氷河時代の名残が今にのこる芸術品。複雑で変化に富んだ地形がなによりの魅力です。大小の湖が連なる湖沼地帯や、内陸15キロに渡って細長く海水の流れ込むフィヨルドなど、手付かずの自然をぜひ五感で味わってみてください。交通の便は決して良くない田舎ですが、レンタカーが無い人でも大丈夫、ゴールウェイを拠点とした日帰りツアーバスなど、観光...
名画ロケゆかりの村、コング
ジョン・フォード監督の、アイルランドを舞台にした名画「静かなる男」のロケ隊が滞在したのは、ゴールウェイ北部の湖沼地帯にある、コングという名の村です。豊かな水をたたえた湖沼地帯に、川や湖に挟まるようにして息づく小さな村です。 【超豪華な古城ホテル、アッシュフォード城】 そんなコング村には、世界中のセレブ御用達の立派なホテルがあります。5つ星のついた超豪華な古城ホテル、アッシュフォード城です。13世紀...
アイルランド的風景のお手本、コネマラ
アイルランド西部の陽気な港町、ゴールウェイを出発して、その北に広がるコネマラ地方を目指します。 【アイリッシュ系アメリカ人の心のふるさと?】 アイルランド系移民の血を引く一人のアメリカ人青年。ちょっとした暗い過去を持つこの青年が、一族の故郷であるアイルランドに舞い戻った後、そこで繰り広げられる人情話を描いたのが、ジョン・フォード監督の名画「静かなる男」です。ジョン・ウェインの演ずる青年ショーンは、...
いよいよアイルランドの深部へ!コネマラ地方とドニゴール
アイルランドの国が歴史的にも地理的にみても、西へ行くほどディープな世界を見せてくれることについては、これまでも幾度かお話してきましたが、アイルランドの見どころの中でも最深部にあたるのがコネマラ、ドニゴールなどの北西部です。 【典型的なアイルランドと呼ばれる風光明媚の地、コネマラ】 アイルランドの西の都、ゴールウェイの町の北側には、一面の丘の随所に無数の湖が点在する、美しい湖沼地帯が広がっています。...