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歴史

苦難多きアイルランドの歴史をご紹介します。

花開くアイリッシュカルチャー

長い間田舎者扱いされてきたアイルランド人達は、移民として移り住んだ先でも差別の対象とされるのが常でしたから、ひっそりとなりを潜め、あるものは改名してアイリッシュの血筋を隠したりしながら、移住先に同化していくのが普通でした。そういった意味では、80年代から今なお第一線で活躍し続けているU2の功績は圧倒的です。ワールドミュージックがカテゴリー化され、エスニックブームが沸き起こり、マイノリティの開放が叫...

移民の末裔たち

映画「タイタニック」のバックボーンにもなっているアイルランド系移民は、飢饉の被害やイギリスの圧政による貧困から逃れようと、アメリカなどへ数多く渡っていった人々です。1800年代当時、800万ほどが暮らしていたといわれるアイルランドの人口のうち、100万が飢饉で飢え死に、200万はアメリカへ、その後も貧困を苦に続々と国を出る人が続き、人口は約半数の400万人になったまま今に至ります。現在、あの広いア...

アイルランドの苦難

北アイルランドを中心に、IRAの爆弾テロなどで一昔前までは日常的にニュースになっていたアイルランド紛争。カトリックとプロテスタントの宗教紛争と思われているふしもありますが、その実際は植民地の独立闘争です。イギリス領となったままの北アイルランドを巡るこの紛争は、イギリスによる殖民の歴史の残り火に他なりません。今でもアイルランド側の姿勢としては、北もひっくるめてアイルランドと考えていますから、地図など...

アイルランドのメンタリティ

司馬遼太郎氏が著書の中で「百戦百敗の民」と称したように、アイルランド人は1000年近くもの間イギリスの圧政の下に苦しみ、反乱を起こしては鎮圧されるのを繰り返してきた人々です。その駄目っぷりは、アイリッシュ特有のメンタリティーからくるものかもしれません。悪く言えば怠け者、別の角度から見れば夢想家。組織だって行動する事が何より苦手で、楽しむこと、夢見ることが好きで、現実の戦いに負けながらも昔の英雄譚を...