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朝食オーダーのための豆知識

シリアルは朝食のほんの前菜です。何か変なタイトルになってしまいましたが、アイルランドで食事をしたり、お酒を飲んだりするときに、覚えておくと便利なオーダーの仕方について、少しまとめてみました。B&Bの朝食や、パブで飲むギネス、レストランやバーでの食事の際に、ちょっと覚えておくと便利な豆知識です。

まずは朝食。料理の項でもお話したように、B&Bでの朝食は、フルアイリッシュ・ブレックファーストと呼ばれる立派なメニューが基本です。ベーコンやプディングなどたっぷりの肉類と目玉焼きに対して、野菜は小さなトマトとマッシュルームぐらいなので、たんぱく質や脂質ばかりに偏りがちなメニューは、コレステロールもカロリーも相当高めであろう事がわかりますね。実際、土地っ子のアイルランド人たちが、毎朝こんな食事をしているかといえば、決してそんな事は無いようです。せっかくの朝食付き民宿ですから、サービスはフルで受けたい気持ちもやまやまですが、胸がつかえてまで完食しても、何のメリットもありません。

B&Bの朝食では幸い、塩分や脂肪の多いベーコンやソーセージを控え、卵やトマトのみのお皿にしてもらう事もできます。目玉焼き以外の卵の調理法はスクランブルドエッグが中心ですが、オーダーすればゆで卵なども作ってくれますし、トマトも生で出してほしいと頼めばそうしてくれます。オレンジジュース、シリアルにミルク、トーストは既にあるのですから、そこにトマトと卵が付けば、じゅうぶんな量の朝食になります。宿泊費が安くなるわけではありませんが、時にはこういった判断も必要でしょう。

つけたしですが、B&Bでは通常、朝食を何時頃用意すればよいかを前の晩に尋ねられることと思います。中には特別な指定をしなくても、朝になってダイニングに姿を現せばその時点でグリル料理をスタートさせてくれるB&Bもありますが、時間に余裕の無い時などはこちらからお願いしておくとよいでしょう。